営業先にて。いつも通りの社長の長口上。ふと見ると。左端の担当者が、充血した
目を大きく見開き睡魔と闘っていた。交錯する視線。笑いを堪える私。そして彼は。
船を漕ぎ出し。目を瞬かせ。夢の世界へと旅立って行った。……まだ喋るか社長。