「志望動機」については、現職で不満に思うことを裏返せば考えるのは早いだろう。
不満を言うのは実に楽だ。楽過ぎるし、楽し過ぎる。なので、努力しなくてもポンポン
自分の中から現状に対する不満が出てくるはずだ。注意点としては、書き出す不満
を自身の努力ではどうしようもない外部的要因に絞ること
か。例えば私の場合、
項目ごとの不満を五段階評価(不満度高:5~低:1)で表すと、下記のとおりとなる。


①興味の方向性の不一致
  ⇒不満度4:自社取り扱い商品のジャンルにあまり興味がない。商品そのものは好きになったが。
②仕事内容への不満
  ⇒不満度2:提案型の営業は面白い。が、売りっ放し営業は面白くない。
③経営への不満
  ⇒不満度5:経営戦略が見えなくて、将来の方向性が分からない。
④社内体制への不満
  ⇒不満度5:会社としての社員へのサポート(特に総務・人事関連)が皆無。
⑤人間関係への不満(会社側が原因の項目)
  ⇒不満度4:一製品一担当の制度のため社員同士の助け合い精神が薄く完全な個人プレー。
       また、制度のおかげで、自分より製品に詳しい人がおらず、学ぶことができない。
⑥評価制度・給与への不満
  ⇒不満度3:評価制度が曖昧。結果を出しても給与や賞与に反映されない。



上記の不満を裏返すと、そのまま「志望動機(転職動機)」へと変換できる訳だ。
後の作業としては、その「志望動機(転職動機)」に優先順位を付けるだけである。