「Operaのよいところ教えてください」というエントリーがあったので、ここは一つ、
使い古された手法だが、Operaの良いところを改めて10個にまとめてみた。
もちろん、私にとってのOperaを選んだ理由であり、比較対象は私が3年前にタブ
ブラウザに初めて触れてから使ってきた下記の5つだけである。
・Lunascape
・Sleipnir(とGrani)
・Opera
・Firefox
1.Operaは速いッ!
→私がOperaをメインブラウザとする最大の理由の1つであるが、他の3つのタブ
ブラウザと比較して、(私の環境下では)体感速度で明らかに速く感じる。
また、検索機能など、細かい機能が使いやすくできているので、1つ1つの
アクションがスムーズにできるというのもOperaを速く感じる理由の1つだ。
1日に何百ページも検索・閲覧している身としては、最も重要な要素である。
2.Operaはインストールしてからすぐに使える
→全ての機能が標準で備わっているので、マウスジェスチャー機能さえ自分用に
カスタマイズすれば、すぐに実運用に入れる。よって、試用もしやすい。
拡張機能を山ほど入れなければ使い物にならないFirefoxでは、こうもいかない。
3.Operaのユーザービリティは素敵だ
→Operaを速く感じるもう1つの大きな理由だと思う。ユーザーが、使いたいように
使えるかといったユーザービリティは、ユーザーの満足度に大きな影響を与える。
Operaは、ユーザービリティの完成度が高く、細かい機能やユーザーインター
フェースが「より速く」使えるよう非常に考えられて作られているので、
デフォルトの設定を変更しなくても、私は概ね満足できた。
タブ周りの機能:タブ切り替え(Ctrl+Tab)、タブ復元(Ctrl+Z)、
タブの保持・タブのロック・複製・移動など
ショートカット機能:マウスジェスチャー機能、キーボードショートカット
拡張機能の管理:スキン、ウィジェット
ダウンロード管理:ダウンロード履歴の保存、履歴からの再ダウンロードなど
高機能なタブブラウザだと、どうしてもその高機能さ故に、デフォルトでは使い
勝手が悪い場合が多い。(特にFirefoxは、拡張機能によって癖があるので、
なかなか思い通りに設定できない)
参考:Operaヘルプ(海外ソフトの日本語ヘルプとしてはかなり充実している)
4.Operaは思い通りにカスタマイズしやすい
→検索機能や右クリックメニューを比較的容易にカスタマイズできる。
例えば私は、ウェブ上の文字をドラッグ→右クリックから検索できるようにして
いる。このカスタマイズにより、以下のような作業を全て上記2ステップできる
ので、毎日の検索作業が、これまた「速いッ」のだ。
(他のブラウザなら、①文字をドラッグ→②右クリックメニューでコピー→③適切
な検索サイトを選択→④検索窓にドロップ→⑤決定、などと5ステップも必要)
・住所から地図を表示させたいならGoogleマップ
・特定の用語・固有名詞の概要をまず調べたいならWikipedia
・英単語を翻訳したいならスペースアルク
・ウェブサービスやフリーソフトの生情報が欲しいならGoogleブログ検索
・好きなバンドの動画を見たいならGoogle Videoで検索(YouTubeの検索)
また、私は活用していないのだが、右クリックメニューからフォルダも開けるし
ランチャー代わりにもなるようカスタマイズもできるようだ。
5.Operaは認証管理機能がある
→色々なウェブサービスを利用していると、一々パスワードを覚えるのも
入力するのもかなり面倒になってくる。その点Operaは、パスワード入力を
保存してくれて2回目以降は、「認証管理ボタン」か「Ctrl+Enter」で
一発ログインできるので、 簡単かつ「速いッ」。しかも、使い方は簡単だ。
(他のタブブラウザでも、この機能を持つものもあるが、如何せん使い辛い)
6.Operaにはスキルの高いユーザーが多い
→スキルの高いOperaユーザーが、ウェブ上に多くの情報を掲載しているので、
何か困ったことがあれば、検索すれば大抵のことは解決できるし、
最悪Operaコミュニティで質問すれば親切な誰かがたぶん答えてくれる。
この点は、初心者ユーザーが多いLunascapeでは、どうしても満たせない
メリットであり、ブラウザを乗り換えるときに意外と重要な要素だったりする。
7.Operaには多彩なスキン・ウィジェットがある
→時折ムクムクと湧き上がってくるカスタマイズ欲求にも存分に応えてくれる。
ウィジェット。スキン。
8.Operaは安全(Secure)である
→IEと違い独自エンジンのタブブラウザであるので、対応が遅いIEの脆弱性と
無縁で、コンテンツブロックやフィッシング防止などの機能が充実している。
また、Operaは技術的な仕様に真面目に対応している点も安心できる。
9.Operaは更新速度が速い
→毎週Opera公式ブログでweekly buildというα版をリリースしているので、
開発状況が見えて実に期待させてくれるし、毎週の更新が楽しみだ。
10.Operaの社長はナイスガイだ
→Operaのヨン・フォン・テッツナーCEOは、Opera 8が4日間で100万ダウンロード
達成したらノルウェーから米国に泳いで渡ると公約して、2日目で挫折したり、
なかなか愉快な人である。これは目を離していられない。
【結論】
Operaの魅力を1つの言葉で表すなら、「速いッ」に尽きる。 即ち、「閲覧速度」
という技術的な面に加えて、使いたいように使える「ユーザビリティ」や、
すぐに欲しい情報が手に入る「ネット上に蓄積された知識(情報量)」といった
要素こそが、総合的に「速いッ(使いやすい)」と感じる大きい要因だと思うのだ。
【余談】
などなど、例によって例の如く、10の理由を連々と並べてみたが、Operaに対して
不満点も当然存在する。それは、ズバリOpera非対応のサイト・ウェブサービスが
多いことだ。特に、Googleにはもう少しOperaに協力的になって欲しいのだが……。
(そう言えば、マウスジェスチャーの設定変更は、他と比べても相当面倒だな)
もっとも、上記の不満点はOperaそのものの欠点ではないので、Operaのシェアが
上がれば、必然的に解決するであろう不満点である。モバイルやゲーム用のブラウザと
してのOperaは、重要度が高まっているので、これからのシェアの向上に期待したい。
使い古された手法だが、Operaの良いところを改めて10個にまとめてみた。
もちろん、私にとってのOperaを選んだ理由であり、比較対象は私が3年前にタブ
ブラウザに初めて触れてから使ってきた下記の5つだけである。
・Lunascape
・Sleipnir(とGrani)
・Opera
・Firefox
1.Operaは速いッ!
→私がOperaをメインブラウザとする最大の理由の1つであるが、他の3つのタブ
ブラウザと比較して、(私の環境下では)体感速度で明らかに速く感じる。
また、検索機能など、細かい機能が使いやすくできているので、1つ1つの
アクションがスムーズにできるというのもOperaを速く感じる理由の1つだ。
1日に何百ページも検索・閲覧している身としては、最も重要な要素である。
2.Operaはインストールしてからすぐに使える
→全ての機能が標準で備わっているので、マウスジェスチャー機能さえ自分用に
カスタマイズすれば、すぐに実運用に入れる。よって、試用もしやすい。
拡張機能を山ほど入れなければ使い物にならないFirefoxでは、こうもいかない。
3.Operaのユーザービリティは素敵だ
→Operaを速く感じるもう1つの大きな理由だと思う。ユーザーが、使いたいように
使えるかといったユーザービリティは、ユーザーの満足度に大きな影響を与える。
Operaは、ユーザービリティの完成度が高く、細かい機能やユーザーインター
フェースが「より速く」使えるよう非常に考えられて作られているので、
デフォルトの設定を変更しなくても、私は概ね満足できた。
タブ周りの機能:タブ切り替え(Ctrl+Tab)、タブ復元(Ctrl+Z)、
タブの保持・タブのロック・複製・移動など
ショートカット機能:マウスジェスチャー機能、キーボードショートカット
拡張機能の管理:スキン、ウィジェット
ダウンロード管理:ダウンロード履歴の保存、履歴からの再ダウンロードなど
高機能なタブブラウザだと、どうしてもその高機能さ故に、デフォルトでは使い
勝手が悪い場合が多い。(特にFirefoxは、拡張機能によって癖があるので、
なかなか思い通りに設定できない)
参考:Operaヘルプ(海外ソフトの日本語ヘルプとしてはかなり充実している)
4.Operaは思い通りにカスタマイズしやすい
→検索機能や右クリックメニューを比較的容易にカスタマイズできる。
例えば私は、ウェブ上の文字をドラッグ→右クリックから検索できるようにして
いる。このカスタマイズにより、以下のような作業を全て上記2ステップできる
ので、毎日の検索作業が、これまた「速いッ」のだ。
(他のブラウザなら、①文字をドラッグ→②右クリックメニューでコピー→③適切
な検索サイトを選択→④検索窓にドロップ→⑤決定、などと5ステップも必要)
・住所から地図を表示させたいならGoogleマップ
・特定の用語・固有名詞の概要をまず調べたいならWikipedia
・英単語を翻訳したいならスペースアルク
・ウェブサービスやフリーソフトの生情報が欲しいならGoogleブログ検索
・好きなバンドの動画を見たいならGoogle Videoで検索(YouTubeの検索)
また、私は活用していないのだが、右クリックメニューからフォルダも開けるし
ランチャー代わりにもなるようカスタマイズもできるようだ。
5.Operaは認証管理機能がある
→色々なウェブサービスを利用していると、一々パスワードを覚えるのも
入力するのもかなり面倒になってくる。その点Operaは、パスワード入力を
保存してくれて2回目以降は、「認証管理ボタン」か「Ctrl+Enter」で
一発ログインできるので、 簡単かつ「速いッ」。しかも、使い方は簡単だ。
(他のタブブラウザでも、この機能を持つものもあるが、如何せん使い辛い)
6.Operaにはスキルの高いユーザーが多い
→スキルの高いOperaユーザーが、ウェブ上に多くの情報を掲載しているので、
何か困ったことがあれば、検索すれば大抵のことは解決できるし、
最悪Operaコミュニティで質問すれば親切な誰かがたぶん答えてくれる。
この点は、初心者ユーザーが多いLunascapeでは、どうしても満たせない
メリットであり、ブラウザを乗り換えるときに意外と重要な要素だったりする。
7.Operaには多彩なスキン・ウィジェットがある
→時折ムクムクと湧き上がってくるカスタマイズ欲求にも存分に応えてくれる。
ウィジェット。スキン。
8.Operaは安全(Secure)である
→IEと違い独自エンジンのタブブラウザであるので、対応が遅いIEの脆弱性と
無縁で、コンテンツブロックやフィッシング防止などの機能が充実している。
また、Operaは技術的な仕様に真面目に対応している点も安心できる。
9.Operaは更新速度が速い
→毎週Opera公式ブログでweekly buildというα版をリリースしているので、
開発状況が見えて実に期待させてくれるし、毎週の更新が楽しみだ。
10.Operaの社長はナイスガイだ
→Operaのヨン・フォン・テッツナーCEOは、Opera 8が4日間で100万ダウンロード
達成したらノルウェーから米国に泳いで渡ると公約して、2日目で挫折したり、
なかなか愉快な人である。これは目を離していられない。
【結論】
Operaの魅力を1つの言葉で表すなら、「速いッ」に尽きる。 即ち、「閲覧速度」
という技術的な面に加えて、使いたいように使える「ユーザビリティ」や、
すぐに欲しい情報が手に入る「ネット上に蓄積された知識(情報量)」といった
要素こそが、総合的に「速いッ(使いやすい)」と感じる大きい要因だと思うのだ。
【余談】
などなど、例によって例の如く、10の理由を連々と並べてみたが、Operaに対して
不満点も当然存在する。それは、ズバリOpera非対応のサイト・ウェブサービスが
多いことだ。特に、Googleにはもう少しOperaに協力的になって欲しいのだが……。
(そう言えば、マウスジェスチャーの設定変更は、他と比べても相当面倒だな)
もっとも、上記の不満点はOperaそのものの欠点ではないので、Operaのシェアが
上がれば、必然的に解決するであろう不満点である。モバイルやゲーム用のブラウザと
してのOperaは、重要度が高まっているので、これからのシェアの向上に期待したい。
コメント
コメント一覧 (2)
個人的に自作CSSでいろんなサイトを見れる機能もなかなかいいと思います。
あとはRSS関連の機能が充実してくれれば言うことないのですが・・・。
extさんは、Opera標準のブラウザ以外のツールも活用されているのですか?
メールとかRSSとかメモ機能とか。