「インタレストマッチと広告の未来」ブロガーミーティングの開催
興味関心連動型広告「インタレストマッチ」。
コンテンツ+検索履歴+過去の閲覧履歴+属性情報をベースに、
サイトを閲覧中のユーザーの興味・関心にマッチした広告を表示するサービスだ。


インターネット上のアクションの大部分を占める「閲覧」に対して、ユーザーごとに
適切な広告を表示させる方式という点で、今後大いに伸びる分野であると思われる。
この分野が今後伸びていくかどうかは、結果的にユーザーから広告表示の合意を取得
しないといえる「興味連動型」がユーザーに受け入れられるかどうかに掛かっている。

意識的なユーザーの行動(ユーザーは広告表示を検索する時点で事実上合意済み)に
対して広告を表示する「検索連動型」と比較し、いつの間にか普段の閲覧行動を収集
される形の「興味連動型」に対して、ユーザーはある種の気持ち悪さを感じるだろう。
よって、私は、ユーザーの感覚を考えず下手に「興味連動型広告」を推し進めると、
ユーザーから嫌悪され分野自体が成り立たない恐れがあるのではと考えていた。


だが、行動ターゲティングの技術が使われているが、「行動ターゲティング広告」と
いうサービス名をYahoo!が採用しなかったのは実に上手いと思った。
何故なら、「行動ターゲティング広告」は媒体社視点であり、とてもユーザーから
受け入れられそうなサービス名・イメージと思えなかったからだ。

そういう意味で、既にネガティブな意見が目立ち始めている「行動ターゲティング」
という名称を使わず、ユーザーのメリットを前面に押し出したYahoo!のイメージ戦略と
日本最大のポータルサイトという立ち位置は、「興味連動型広告」をユーザーに
受け入れてもらう上で、最高の条件ではないだろうか。

Yahoo!によって、「興味連動型広告」を上手くユーザーに受け入れてもらうことが
できれば、「検索連動型広告」市場をGoogleが制覇したように、
Yahoo!は「興味連動型広告」市場において覇者となることができるだろう予測する。