ディスカヴァーより電子書籍として出版された「電子書籍の衝撃」(佐々木俊尚著)を
115円のキャンペーン期間中に購入した。ところが、早速iPhoneで読もうとするも、
私が使っているi文庫(と言うより、読書系アプリ全部)では、
.book形式であるため読めないことが判明したのである。なんということだ。

電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)
電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)
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.book形式は、T-Timeのソフトで画像化すればiPhone(i文庫)でも読めると
の事なので、ソフトを入れてみた。ところが、画像化の機能は有償(1,050円)と書籍の
10倍価格の現実に、正しく「電子書籍の衝撃」を受け断念。


結局、ディスカヴァーのiPhone用Viewerアプリを一冊読むためだけに導入する
羽目になった。規格やプラットフォームがバラバラで利便性が皆無の現状を
改めて実感し、そりゃ今まで電子書籍が広がらない訳だよな。と思った次第であった。

ディスカヴァーのiPhone用Viewerアプリは、i文庫などの青空文庫系のアプリと
比べると、フォントの大きさや背景色などのカスタマイズが全くできないため、
正直使い辛い。iPhoneで気持ちよく本を読む事はまだ無理なのかと、
暗澹たる気持ちになった。

とは言え、ディスカヴァー社のチャレンジは、現時点でできる最適解の一つだとは
思う。という訳では、期待に胸を膨らませながら、電車の中で「電子書籍の衝撃」を
読み進めている。今のところ、1ページあたりの文字数は少ないが、サクサク
読めており、ちゃんと最適化していればiPhoneでも読めることが分かったのは収穫だ。


読み終えたら、規格の種類や違い、今後の動向や有力なプレイヤーについてを
まとめて、頭の整理も兼ねてブログに書くとしよう。