蠅の王 -Lord of the Flies-

ウェブと営業と三行日記。

カテゴリ: 三行物語

渇いて渇いて渇き切って、掘っても掘っても水はねェ。嗚呼嗚呼痛ェェ痛ェよオオウ。
ビタミンEは美肌効果抜群じゃあねェんですかァイイィィィ? 毎朝毎朝80円の豆乳を
飽きももせずよオォォ。ボロボロと顔が崩れてエェェ化粧のノリが悪いんだよね最近。
pennywise12
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用水路の中から聞こえてくる。道化師が満面の笑みを浮かべて囁くんだ。楽になり
たいんだろ? ふわふわ浮かぶんだ。臓物の臭い。奴が手を差し伸べる。ハッハーッ。
カーニバルだぜチクショーッ!。 ぶわりがぶうひゃーがぶりぶつりぎゃーぐえっ

pennywise2
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想像してみよう。深夜のマクドナルド。ドナルドが独り立っている。いつものピエロ姿
で立っている。私をじーっと見つめながら立っている。ニタリと笑いながら立っている。
口の隙間から鋭い牙が見える。そして私を見つめながら舌なめずりをするドナルド。

pennywise5
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白塗りのピエロが、その赤く濡れた口から言葉を紡ぎ出す。ふわふわ浮かぶんだよ。
ぴかぴかと銀貨のように輝いた目で私を見つめながら囁く。ふわふわ浮かぶんだよ。
私は咳をした。ピエロの赤い風船に囲まれ、ふわふわ浮かびながら咳をしたんだ。

pennywise6
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頭痛がする。吐き気もする。ついには幻聴も。どこからか聞こえてくる声。それは
空耳だと思い込みたいやたらとデンジャラスな声だった。白塗りのピエロが耳打ち
する。そのあまりにも蠱惑的な誘いに、私は乗ってしまった。起きる事を止めたんだ

pennywise
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白塗りのピエロが囁く。全てを視たくないか? 世の中の理も、他者の考えも、
自分自身のことの何かもを視えるようになりたくないか? 狭い部屋の中から、
ただ独り全てを視ていたくないか? 白塗りピエロはいつもそう呟くんだ。

pennywise3
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ピエロが話をする。ある所に50の男と100の男がいた。50の男は更なる高みを渇望し
80の男になった。100の男は何時までたっても、100の男のままだった。そして、
ニタニタ笑いながらピエロが問うんだ。さて。どちらが優れているのかな? と。

pennywise4
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