蠅の王 -Lord of the Flies-

ウェブと営業と三行日記。

タグ:ウェブサービス

LINE BLOGが一般公開されて、誰でもブログを作れるようになったことで、けんすうさんが考察を書かれていたので、自分でもTwitterでつらつらと考えてみたことをまとめてみた。

好きなフォントで自分らしくブログを書こう!著名人向け「LINE BLOG」を全ユーザーへ開放!

LINE BLOGの設計が秀逸すぎる件について考察 - けんすう

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けんすうさんは、BloggerやMediumの失敗の流れから考察を進めているけど、スマホのみ・ネットワーク化+コミュニケーション重視(フォロー・フォロワー・ユーザー検索など)の設計は、ブログと言うより、想定しているのは、TwitterやInstagramだと思う。
スマホ×芸能人メディア×動画or写真+テキスト、という形での。

これは、オープンなソーシャルメディアへのLINEとしての再挑戦なのではないだろうか。
だから、今後は動画投稿や自撮り機能などの強化をしていくのでは、と考えている。

LINE BLOGのTwitterやInstagramに対する日本国内での優位点・差別化点は、既に月間2.36億PVの巨大な芸能人ブログメディアでもあることと、日本最大の10〜20代のLINEユーザー層を抱えていること。

これらのことから、スマホ×オープンなソーシャルメディアとしてのLINE BLOGは、10〜20代中心で、強力な芸能人ブログメディアが既にあることから、投稿やコミュニケーションは芸能・エンタメ色が強くなるコミュニティ設計になっていると思う。
つまり、Twitterとは違い殺伐な雰囲気にはなりにくく、芸能・エンタメ・日常メインの居心地のいいオープンな動画or写真+テキストのソーシャルメディアとしての立ち位置を目指しているのではないか。
TwitterやInstagramとは住み分けされる可能性もあると思うが、Amebloは直撃を喰らいそうだ。
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先日のLINEカンファレンス2014で発表されていたモバイル決済「LINE Pay」がついに開始された。
という訳で、機能面の説明はTechCrunchにお任せとして、その狙いと利用促進の設計について考えてみた。
2014-12-16-22-30-20

●LINE Payって何?
要はLINEの電子マネーで、「決済」「入金」「送金」「割り勘」機能を持つ。


●LINE Payの狙いとは
考えられる目的は大きく下記の3つ。
決済手数料で儲けるつもりはないと考えている。

1. 自社の有料サービスや加盟店サービスの横串
(LIFEプラットフォームの軸としての位置付け)
2. 自社の有料サービスの利便性向上(決済の簡略化)
3. LINEのサービスへの接触頻度の向上


1. 自社の有料サービスや加盟店サービスの横串
→LINEの有料周辺サービス(WOW、TAXI、MUSIC、マンガ、MALLなど)や加盟店のECサイトなどの軸となるプラットフォームにすること(即ち、LIFEプラットフォームの軸としての位置付け)を目的としていると考えられる。
決済を横串にして、自社の有料系サービス「リアルタイム×EC」「コンテンツ」への横展開をしやすくするためだ。
楽天の色々なサービスで使える楽天スーパーポイントの電子マネー版というイメージ。

なお、LINE Payの投入は、LINE社が「リアルタイム×EC」「コンテンツ」という自社の有料サービス(収益の柱)の拡大に本腰を入れていることを意味すると思われる。


2. 自社の有料サービスの利便性向上(決済の簡略化)
→「リアルタイム×EC」の有料サービスは、アプリ上で完結しない性質上、お金の支払いが面倒になってしまうが、その「決済」という敷居をLINE Payによって下げることが狙いと思われる。


3. LINEのサービスへの接触頻度の向上
→有料サービス購入の際の「決済」もLINE内部で行えるようにすること、さらには「送金」「割り勘」というユーザー同士の利用を想定した機能を導入することにより、プラットフォームとしてのLINE Payとの接触頻度向上も想定していると考える。


●企業とユーザーを繋げる「コミュニケーション」とは別の決済プラットフォーム
LINE Payは、100万円以下の手数料を0にすることで、企業や店舗が「LINE Pay」に加盟しやすくしている。
企業や店舗からすれば、LINE Payの決済プラットフォームを経由してLINEユーザーにアプローチできるのは大きな魅力であり、
LINE社からすれば、LINEの企業公式アカウント以外に、ユーザーと企業を紐付ける新たな接点を作ることができる訳だ。
つまり、企業とユーザーを繋げる新たな接点を提供することで、LINEの価値を向上させつつ(LIFEプラットフォームの確立)、さらには新しいビジネスチャンスを創出しようとしているのだろう。


●︎LINE Payの利用促進の設計とは
LINE Payの利用登録は、LINEアプリ内で行えるとはいえ、はっきり言って敷居が高い。本人確認のために、名前・生年月日・住所・身分証のUP(LINE社側で確認)が必要だからだ。
また、「決済」機能は、LINE社の自社サービスと加盟店が拡大していかないと、利用する機会が中々ない(利用意欲が湧かない)という問題がどうしてもあり、これらの敷居の高さを乗り越える仕掛けが必要となってくる。

そこでの工夫が「割り勘」と「送金」の2つの機能と思われる。
「LINE Pay」がモバイル決済機能だけではなく、「送金」「割り勘」機能というLINE社が全く儲かる余地のない機能を入れたのは、LINE Pay利用促進のため、と踏んでいる。

「割り勘」機能は、割り勘の性質上、全員がLINE Payを使っている必要があるため、まだ使っていないメンバーに使うよう勧める効果が見込める。そうやって、友人や同僚同士で、LINE Payの利用を促進していくのが狙いと思われる。勿論、利用機会の提供の意味もあるだろう。

「送金」機能は、国内において、銀行送金以外での送金方法のデファクトになる可能性を秘めている。
最も想定される使い方は、親から子どもへの送金でないか。これにより、子どもから親へ、LINE Payを使うよう勧める機会が発生し、やはり利用拡大目的もあると考える。

つまり、「割り勘」は友人や同僚同士で、「送金」は子どもから親へ、ユーザー同士で利用を促進してもらう設計な訳だ。


●LINE Payの利用促進の次なる打ち手とは
モバイル決済サービス(電子マネー)をユーザーが使いたくなる理由は、基本的に「利便性」と「おトク感」の2点である。
「利便性」については上記に挙げた通り、自社サービスと加盟店の拡大により、LIFEプラットフォームとしての価値を高めていく方針と考えられる。

そして、「おトク感」として有効なのは、ずばりポイントサービスだ。
ポイントサービスは、複数サービス間の横串としても有効であり、横串としてのLINE Payプラットフォーム強化のために、近々ポイントサービスの投入を検討していると考えている。
ただ、同系統のサービス乱立を回避するために、「LINEコイン」と「LINE Payのポイントサービス」は統合されるものと予測している(iOS・Androidの仕様上の制約に引っ掛からなければ)。

新しいMacBook Airを購入したので、移行メモ+「私が」入れるオススメアプリをまとめてみた。各種設定は、WindowsからMacBook Airに移行した際の記事に記載してある。


●MacBook Airの利用目的
ブラウジング+写真管理+音楽・動画変換。
iPhone・iPad miniの母艦+メインPCとしての役割。
仕様:13.3inch、メモリ 8GB、容量 512GB SSD、重さ お好み焼き3枚分。


●MacBook Airの移行理由
容量とメモリがカツカツになっていたため。
(旧MacBook Airは、メモリ4GB・容量256GB SSD)

なお、丁度4年間使用した旧MacBook Airは、LINE MALLで中古品として売却。
4年間大事に使っていたおかげもあり、購入者の方にも中古に見えないくらい綺麗と喜んで貰えた。


●Mac同士の移行方法メモ
1.新Macを取りあえず立ち上げて、Macアドレスを確認

2.旧Macで、無線LAN危機のMacアドレスフィルタリングに登録

3.新Macを無線LAN危機に接続設定

4.新Macを最新のOSにアップデート

5.新旧Macの両方で「移行アシスタント」を立ち上げて、移行開始
(「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」フォルダの中にある)

6.約230GBで18時間かかった(光回線の無線LAN経由)

7.で、新Macを立ち上げてみると、あらビックリ。
 設定やソフトを含めて完璧に移行されておるがな。

8.Macスゴイ


●オススメアプリ20個
(ツール系)
1.Opera(ブラウザ)
→デフォルトで必要機能が揃っており、完成度が高い。
 Chrome拡張機能にも対応しており、Chromeほどメモリを喰わない。


2.Alfled(キーボードランチャー)
→キーボード派には必須。超便利。


3.BetterTouchTool(トラックパッド拡張)
→主にアプリケーションスイッチ機能用。
BetterTouchTool公式サイト


4.ClipMenu(クリップボード拡張)
→クリップボード拡張+メルアド入力。


5.TotalFinder(Finder拡張)
→タブ機能など各種機能付加。
TotalFinder公式サイト


6.StuffitExpander(ファイル解凍)


7.Memory Clean(メモリ解放)
→ステータスバーに空きメモリが表示されるのが便利。


8.Sophos Antivirus for Mac(アンチウイルス)
→無料、検出率が商用並み、割と軽い、定期スキャン機能対応。
Sophos公式サイト


(オフィス系)
9.Dropbox(オンラインストレージ)
Dropbox公式サイト(500MBボーナス!)


10.Evernote(メモ)
→オンラインメモ+タスク管理用に使用。
 (iOSアプリの「Awesome Note」での使用がメイン)


11.LibreOffice(オフィスソフト)
→MS Officeのファイル閲覧・作成用。日本語対応。割と軽い。
LibreOffice公式サイト


12.Airmail2.0(メーラー)



(ソーシャル・ニュース系)
13.Picasa(写真管理・共有)
→ローカルからウェブアルバムに一括アップができる。
Picasa公式サイト

(関連リンク)
Picasa Web Album(マイアルバム/主に旅行写真)


14.Reeder2 for Mac(RSSリーダー)
→ウェブ版Feedlyの同期用。完成度が高く速い。


15.Pocket(後で読む)


16.夜フクロウ(Twitterクライアント)
→シンプル。


17.NNDD(ニコニコ動画閲覧ソフト)
NNDD公式サイト


(その他)
18.AppCleaner(アプリ削除支援)
AppCleaner公式サイト


19.SiteSucker(サイト一括ダウンロード)
→ブログバックアップ用。


20.Disk App(不要ファイル削除)
→ボタン押すだけと超シンプル。



(関連記事)
iPhone6を購入したら「私が」入れるオススメアプリ25選[前編](検索系・ツール系・ニュース系)
iPhone6を購入したら「私が」入れるオススメアプリ25選[後編](ソーシャル系・解析系・EC系)

●背景
Twitterを使い始める前にRSSリーダーで記事を「眺めていた」時は、本当に記事の内容が頭に残っていなかった。読み終わった直後でさえ、内容について説明できないくらいに。
そこで、記事を読むだけではなく、記事の内容について書いた方が頭に残ると考え、Twitterにコメント・要約・引用して投稿する前提で読む運用を模索していた。


●活用目的
「情報収集」とは、ただ読むのではなく、インプットして整理して自分の言葉で言語化するところまでやって、初めて意味があるのだと考える。
そこで、まずはRSSリーダーをベースにインプット・整理する運用(Twitterへの投稿も含む)を構築することで、様々な分野について学び理解し、自身で考えてみるのを習慣化することを目的とする。


●前提条件
・iPhone・iPadのRSSリーダーアプリがメイン
・全ての運用をiPhone・iPad上で完結させる
・Twitter投稿機能と複数ページ一括取得機能を持つ
・PC(Web版)は基本使わない


●事前準備
(使用ツール)
Feedly(Web版RSSリーダー)
Reeder (Feedly連携iPhone・iPad版RSSリーダーアプリ)
Readability(複数ページ一括取得機能)

(RSSフィード加工ツール)
FullRSS(部分配信RSSフィードの全文化)
livedoor Page2feed API(無理やりRSS化)
(補助的)RSSクリエイター(部分切り出しRSS化)
(補助的)RSS広告削除社(広告RSSフィード削除)

(連携サービス)
Twitter
Tweetbot(Twitter、リアルタイム検索)
Awesome Note(Evernote)
livedoor blog


●運用方法
(基本的な運用)
1.RSSリーダーアプリ「Reeder」でまず気になった記事をピックアップする
(興味のない記事は手動で既読にする)

2.気になった記事を読む

3.「Tweetbot」でのリアルタイム検索で、他の人の記事に対する意見を読む

4.記事の「結論部分」or「気になった文章」を引用、
 または自分の考え付きのツイートをする
一記事に一ツイートだけとは限らず、考えが進み連投ツイートする場合もある
(ツイートするためには、内容を理解し考えて書く必要があるので、より頭に入る)

5.内容によっては、後で「Awesome Note」に関連ツイートをまとめて、
ブログの下書き代わりにする

6.「Awesome Note」にまとめた下書きをベースにブログを書く

※ 全ての気になった記事を6までやる訳ではなく、3〜6のどこまでやるかは記事次第で変わる


●運用の作り方
1.RSSフィードの登録
 →(全文配信)そのままReederに登録
 →(部分配信)FullRSSで全文化した上で登録
 →(RSSなし)Page2feed APIでRSS化した上で登録
2.RSSリーダーアプリでの複数ページ一括閲覧
 →ReederのReadabilityボタンで複数ページ一括取得が可能
3.RSSリーダーアプリでの外部サービス連携
 →Reederの標準機能で全て連携可能
 (Twitter、Evernote、Pocket、メールなど)
4.津田マガをReederで読む
 →「タグマ!」のRSSフィードを登録し、内蔵ブラウザでログインして読む
5.NAVERまとめでのツイート被引用確認
 →Googleの検索結果URLをPage2feed APIでRSS化した上で登録
 (検索ワードは「site:http://matome.naver.jp/ Yasuaki Madarame)


●登録しているフィード(約230、アクティブなのは100程度)
 −専門的な個人ブログ登録ジャンル
  ・書評
  ・著作権
  ・個人情報/プライバシー
  ・教育
  ・金融・経済
  ・国際
  ・政治・地政学
  ・法律
  ・医療
  ・インターネット
  ・マネジメント
  ・広告・メディア
  ・モバイル
  ・マーケティング
  ・リサーチ
   など
 −ビジネスニュースサイト(国内・海外)
  ・ダイヤモンド・オンライン
  ・JBPress
  ・現代ビジネス
  ・日経ビジネスオンライン
  ・日経トレンディ
  ・NHK 解説委員室ブログ
 −Yahoo!ニュース個人(2〜3名)
 −津田マガ(タグマ!)
 −解析用(自分のブログ、被はてブ、NAVERまとめでのツイート被引用確認)


●その他、備忘録的に
(今までに試したRSSリーダーアプリ)
Reeder
Feedly
Sylfeed
Byline
Newsify
Feeds
NetNewsWire
RSS probe
Pulse News
NewsRack
NewsBlur
RSS Flash g
Mobile RSS
m6sense
Flipboard
SiteViewer(現:ニュースボード)
Mr.Reader

(今までに試したRSSリーダーサービス)
Google Reader
Feedly
Netvibes
livedoor Reader
Bloglines
The Old Reader
Ino Reader
Digg Reader
はてなRSS

LINEカンファレンス東京2014

LINEカンファレンス2014。今回の発表のコンセプトは、

「LIFEプラットフォーム」
    と
「エンターテインメント・プラットフォーム」

という訳で、発表内容のまとめと言うよりは、私自身の見立てと今後の展開を考えてみる。って、色々考えていたら、モリモリ考えが連想されてしまって、結構長くなってしまった。

(目次)
1.LIFEプラットフォーム
 「LINE TAXI」(タクシー配車サービス)
 「LINE WOW」(フードデリバリーサービス)
 「LINE Pay」(決済サービス)
 「LINE Maps for Indoor」(商業施設ナビゲーションサービス)
 「LINE@ ID」(仕事用LINEアカウント)
2.エンターテインメント・プラットフォーム
 「LINE GAME」のラインナップ拡大
  新会社「LINE MUSIC」を設立
 「LINE公式ブログ」
 「LINE有料公式アカウント」
3.ビジネス・プラットフォーム(私の造語)
 『LINEビジネスコネクト」


1.LIFEプラットフォーム
狙いは、「ネットのみ」から「リアル=日常生活」へ。
コンセプトは、オンデマンドEC、即ち「リアルタイム×EC」。
「リアルタイム×EC」のサービスとしての第一弾は下記の2つ。

「LINE TAXI」(タクシー配車サービス)
 →パートナー:日本交通(タクシー保有数22,000車)
  最近日本でもネット上で認知が進んできたスタートアップ「Uber」のガチ競合。
  今冬予定の東京限定版先行リリース時には、3,300車が配車対応とのこと。
  世界中のタクシー会社と提携することで、世界進出も視野に。

「LINE WOW」(フードデリバリーサービス)
 →パートナー:Woowa Brothers Corp.(韓国最大のフードデリバリーアプリ)
  今秋東京渋谷区限定でソフトローンチ。
  今後は、対象のメニュー・店舗・エリア・配達時間などを順次拡大していくが、
  配達網を構築した後は、デリバリー以外にもサービスを拡大していく予定。
  サービス名が「LINE デリバリー」ではないのは、今後の拡大を見据えての様子。


相変わらず目の付け所が上手いが、上記2つの「リアルタイム×EC」サービスを含むサービス群の横串として投入されるサービスが、下記「決済サービス」。

「LINE Pay」(決済サービス)
 →クレジットカード連携での決済+事前にお金をチャージするプリペイド方式。
  機能は下記の4つ。
  1.決済:LINEのサービス、提携店舗・サービスでの決済ができる。
  2.入金:コンビニ、提携銀行(みずほ・三井)で入金が可能。
  3.送金:銀行口座を知らなくても、相手のLINE Pay口座に送金できる。
  4.割り勘:サービスの購入費用を人数分で分ける機能。

機能としては、「PayPal」や「au WALLET」などに一部近いと思うが、使えるサービス群を自ら作っていくところが、決済系企業とはひと味違うところと言える。
この決済サービス「LINE Pay」を横串にして、「リアルタイム×EC」サービスを拡大していくのが、LINE社の狙いだろう。

最初から「割り勘」機能を用意していることから、「LINE MALL」での決済も当然踏まえており、「LINE MALL」上での売上金とLINE Pay口座の統合、または容易に充当できる機能が、近いうちに対応されると思われる。

気になる点としては、スタンプやゲームやマンガにて使われている「LINEコイン」との関係だが、「LINE Pay」がポイントサービスも想定しているとの話から、「LINE Payポイントの交換先としてのLINEコイン」という形にするのではないか。勿論、「LINE Pay」での決済で「LINEコイン」を購入できるだろう。
これにより、LINEのコンテンツ系サービスとの連携を、より密にすることができる訳だ。

「LINE Pay 」 ー「リアルタイム×EC」
      ↓ ↑
「LINEコイン」ー「コンテンツ」
 

※ コンテンツ=スタンプ・ゲーム・マンガなど

さて、「LINE Pay 」が決済サービスとして上手くいくかは、「リアルタイム×EC」と「コンテンツ」のサービス拡大、および提携店舗・サービスの拡大に掛かっている訳だが、私は浸透する可能性が高いと睨んでいる。少なくとも日本では。
決済サービスを投入・投入予定の企業として、誰しも思いつくGoogle・Apple・Amazonといった超ビッグプレイヤーや、国内の携帯キャリアがいる中で、何故そう思うのか。

それは、LINE社が「EC」と「コンテンツ」という「決済の使い道」に最も先進的に取り組んでいるからだ。
これは、楽天市場と楽天スーパーポイントの関係に近く、提携先に依存せず、「決済の使い道」を有力な自社サービス内でコントロールできるのが強みに繋がるから、と考えている。
自社サービス=「リアルタイム×EC」「コンテンツ」の拡大が、「LINE Pay」の拡大に直結するのが、大きな追い風となる。
同じように取り組めている企業は、テンセントなど中国ネット大手を除くと、おそらく無いだろう。


その他、新たに提供されるサービスは、下記の2つとなる。相変わらず目の付け所が上手い。

「LINE Maps for Indoor」
 →パートナー:百貨店やショッピングモールなどの各社
  商業施設内のナビゲーションサービス。
  百貨店やショッピングモール内での最適な道順を提示してくれる。
  当然、店舗情報を確認することも可能。

「LINE@ ID」
 →プライベートのLINE IDに対するパブリックのID。
  プライベートとは完全に切り離され、仕事用の個人向けIDと言える。


この2つのサービスは、「リアル店舗=LINE@」との連携を想定されたものだろう。

「LINE Maps for Indoor」では店舗情報を確認することができる。
そして、自社の地図サービスなので、各店舗の「LINE@アカウント」を掲載したり、店舗情報を確認したユーザーに対し、クーポン情報を出すことも可能となるのではないか。
お店の近くに来た時に、クーポンを出したい/見たい(但し出されまくるのは嫌)、という店舗とユーザーの両方のニーズを見事に解決したサービスになる可能性が高い。
何しろ、ユーザー自身がアプリを立ち上げ、自ら気になった店舗情報を確認してくれるのだから。現地でのリアルタイムな検索行動を大きく喰う可能性を秘めている。

また、「LINE@アカウント」が店舗単位なのに対し、「LINE@ ID」は社員単位(複数人での1アカウント利用も可能)。
日本人のビジネスユーザーだと、マネージャークラス以上の人以外は、割と公私が混ざるFacebookに悩む人が多いので、そこを突いていると言える。
企業や店舗、社員とユーザーをより近付ける取り組みであると共に、ビジネス的な使い方、即ちメールの代替としての使い方として浸透する可能性を秘めている。
但し、こちらは、利用ユーザーが増えてなんぼの話なので、浸透するのにも時間は掛かるし、浸透させる労力も大変なものとなるだろう。
よって、おそらく「LINE@ ID」を浸透させるために、今後何かしらのもう一手は打つと予測している。



2.エンターテインメント・プラットフォーム
狙いは、「コミュニケーションのネタとなるコンテンツの拡大」へ。

「LINE GAME」では、ラインナップの拡大に専念し、提携やゲーム開発専業新会社の設立で、ゲームコンテンツ力の強化に努める方向性か。

また、当初企画していたLINE Musicは、ユーザーの音楽体験を変えるまでには至らないとの判断で打ち切り。
新たな取り組みとして、新会社「LINE MUSIC」を設立し、定額音楽サービスを年内リリース予定。
詳細は後日。パートナーは、avexとSonyMusic! Sonyを抑えてきた。
相変わらずアライアンスが上手いと言うか強い。

「LINE公式ブログ」「LINE有料公式アカウント」は、かつてCAやGREEも実施したタレント・アーティストを取り込んでの、情報コンテンツ強化の方向性と思われる。

エンターテインメント・プラットフォームの全体の方向性としては、収益頭の「ゲーム」と同等レベルのパワーで「マンガ」「ミュージック」にも攻めていくと思われ、本気度合いを感じるところ。
他のコンテンツにも拡大していくと言っていたので、おそらく「ムービー(映画やテレビコンテンツ)」や様々な「情報コンテンツ」なども企画中で、その他「ニュース」のてこ入れも行われることだろう。

エンターテインメント・プラットフォームは、あくまでも「コミュニケーション」が中心である、というコンセプトに全くブレがないのがスゴい。



3.ビジネス・プラットフォーム
発表では「ビジネス・プラットフォーム」という言葉は使われていない。
だが、ユーザーの同意の下、企業の持つ既存のデータベースや、自社システムとユーザーのLINEアカウントを連携させるパートナープログラム
「LINEビジネスコネクト」が向かう方向性は、まさにこれだと考えている。

現状でこそ、株価などの情報確認や車の停車時間表示など、アドホックでのユーザーコミュニケーションツールの域を出ないが、今後は企業のCRMを支援するプログラムにしていくとの話。
つまり、アドホックなツール導入から、企業のマーケティングプロセスを理解した上で、企業と一緒にマーケティングプロセス改善の提案を行っていくのだと予測している。
何故なら、「広告ビジネス」だけだと、どうしても企業側とユーザー側の利害が相反するものになりやすいが、「仕組みの提供」とすることで、クライアント企業と共通の目的に向かい継続的に取り組みながら収益を得ることができるから。

とは言え、現状では、企業のマーケティングプロセスを理解し提案できるノウハウはないだろうから、今後初期導入してくれた企業の担当者と一緒に、LINE社内の人材を育てながら、じっくりとノウハウを積み上げていくのだろう。
おそらく、現状のメールを駆使したダイレクトマーケティングの提案会社のような方向性を目指しているのではないか。まだ漠然とだとは思うが。

これが上手くいくかは、LINE社が自社内でノウハウを蓄積する方向を目指すかどうかに尽きる。
企業向けの提案でもプラットフォーム志向で売り切りビジネスや月額課金ツール売りビジネスを目指すのなら、上手くいかない可能性が高いと踏んでいる。

(企業側にとってのリスクについて)
まあメールと違って、「LINEビジネスコネクト」は一企業のプラットフォームであるので、クライアント企業からすると、あんまり自社のマーケティングプロセスに深入りさせるのは危険だと思うが、Facebookと比較するとLINE社は広告など企業向けの提案サービスをユーザーの反応を見ながら抑制的にコントロールしているので、Facebookほどのプラットフォームとしてのリスクは無いのではないか。

また、ユーザーを大規模に抱える企業のビジネスは、広告収益に頼ると先細りしやすい(そして先細りするほど営業が暴走しやすい=企業とユーザーの両方にマイナスとなる)が、LINE社の場合はコンテンツ収益やゲーム課金など、別に大きな収益の柱があり体力があるので、企業にとってユーザーにとってもメリットとなる三者がハッピーな取り組みをじっくり行うことができるのが強みと言える。



LINE社の公式まとめはこちら→
LINE、事業戦略発表イベント「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」を開催

家計簿アプリの「Zaim」への切り替えが上手くいきそうなことに気を良くしたので、懸案だったカレンダーアプリもiPhoneとiPad miniで整備してみた。


●要件
Googleカレンダーとの同期は必要だが、Web版とMacのiCalは使わないので、モバイルだけで管理できればOK。


●3つのカレンダーアプリを比較してみた
カレンダーアプリは、iPhone版とiPad版の両方対応で評判の良い「CalenMob」「Refills」「Staccal」の3つで検討してみた。
今までは、iPhoneは「TapCal」で、iPad miniは標準。「TapCal」はUIとカスタマイズ性は素晴らしいが、iPad版がないので。

・「CalenMob
→同期と一覧性は良いが、デザインが微妙なのとかなり不安定で落ち過ぎ。

・「Refills
→デザインとタスク機能は良いが、リストビューがないのは痛い。 

・「Staccal
→デザインとUIが素晴らしいが、Googleとの直接同期ができず、標準カレンダー経由のみ。


●結論
Staccal」に決定。
デザインとUIが素晴らしく自分好みなのが良い。
同期の問題は中々苦戦したが、設定のCalDAVアカウント追加で、Google→標準カレンダー→Staccalへの連携でクリアできた。
双方向もOK。さらに、新刊データもiCal形式で端末に取得して連携。


●カレンダーアプリの応用的な使い方の検討
・漫画の新刊発売スケジュール
新刊.netは、自分が必要とするキーワード(作品名や作家名やその組み合わせ)で絞った新刊データの予定表を作ることができ、さらにはiCal形式でデータを取得可能なサービス。
この機能でiPhone・iPadから照会すれば、後からの更新データも全てStaccalに反映することができる。

・映画の公開情報スケジュール
映画の公開情報も映画.comからiCal形式でデータを取得することができるが、こちらは欲しい情報を絞る機能がなく、カレンダーアプリ(Staccal)に反映するには情報量が多過ぎるので断念。
まぁ映画に関しては、新刊と違って映画情報アプリがあるので特に不都合はない。

・日常生活上の定点行動
カレンダーアプリといっても、実は仕事とタスク系は元々アプリで管理していなかったので、殆ど空欄だったりする。
そこで、何かないかなと考えていたところ、不燃と資源の日をよく間違える「ごみ出し日」があったことに気付いたので、登録したら忘れなくなり良い感じに。

・様々な期限を登録する
また、楽天の期間限定ポイントの有効期限と、使っているサービスの終了予定日をぶっ込んでみた。今後は、「スケジュール」と「期限」に関するものは入れるようにする。

2014-04-07-06-20-06

スマホアプリのLINE Qは、普段はまず関わることがない10代の小中高生への質問を行えるツールとして重宝している。
体感的には、回答者の7割は小中高生の印象である。
そこで、たまたま政治や社会問題カテゴリの質問や回答を眺めていると、質問・回答者の間での「平和」に関する意見のズレが気になった。

という訳で気になった私は、1,000ポイントとMAX付与で、
「平和」とは何か(「平和」の定義をどう考えているか)と質問してみたところ、なんと200件の回答が集まった。固い質問にも関わらず、ほとんどの方が真面目に回答してくれた。


で、内容をまとめてみたところ、大体下記7パターンとなった。
なお、下記7パターンは回答文を踏まえた私自身の言葉による解釈である。
また、回答は選択肢ではなく自由回答であって、数値は全て手作業で集計した。

⚫︎回答結果まとめ(ユニーク181件の分類分け)
1.皆が健康で文化的な最低限度の生活を営んでいること【103件・57.0%】
(皆が笑顔で幸せな当たり前の日常を営んでいること)
2.上記1かつ皆が道徳的であること【23件・12.7%】

3.争いがないこと or 争いと争いの間【24件・13.3%】

4.平和は個人個人が決めることであって、共通のものではない【7件・3.7%】
5.平和は幻想であって存在しない【13件・7.2%】
6.人間がいなくなること【6件・3.3%】

7.よく分からない or 質問への回答ではない【5件・2.8%】


⚫︎所感
LINE Qで「平和」とは何かと質問したところ、特に「1」と「2」が多く、
「幸せ」「笑顔」「日常」という言葉が目立っており、「1」と「2」と合わせて69.7%と、約7割の人たちにとって重要なキーワードであることが伺える。
また、「1」「2」の中で、「幸せ」「笑顔」「日常」だけてなく、「道徳性」を求める回答は、約1/5と18.2%を占めた。

次に多いのは「3」で13.3%
「1」の話は別枠で考えていると思われ、主に戦争との対比での考え方である。
こちらは10代ではなく社会人の回答者が多そうであった。私自身は「3」の定義を自身の考えとしている。

「4」の個人視点の人が3.7%と、一定数いるのは予想通りだったが、
「5」7.2%と「6」3.3%という身も蓋もない考えの人が、合わせて10.5%もいたのは意外だった。


⚫︎まとめ・気付かされたこと
LINE Qを使う日本人の10代は、「平和」について、主に下記2点のどちらかと考えている人が多い、という結論。
日本人が長らく戦争と縁がなかったからか、戦争との対比ではない「1」と「2」の回答が多かったという興味深い結果となった。
まぁちゃんとした調査ではないので、仮説に過ぎない訳ではあるが。

1.皆が健康で文化的な最低限度の生活を営んでいること
(皆が笑顔で幸せな当たり前の日常を営んでいること)


2.上記1かつ皆が道徳的であること

私の考えと異なることもあり、LINE Qの小中高生の人たちは、一体どういう考えなんだろうと悩んでいたのだが、LINE Qのおかげで、大きく2つに言語化してまとめることができたのは良かったと思っている。


⚫︎その他、LINE Qへの感想
小中高生へ直接質問できるツールという意味で、LINE Qにはとても大きな可能性を感じるようになった。
普通は最も意見を聞くことが難しい小中高生に簡単に質問できることで、10代の色々なサービスの利用状況の簡易的な仮説探索や、10代の考えを直接聞けるのが、素晴らしい。
ビジネスユーザーも、このツールを活用すべきではないだろうか。


(LINE Q関連記事)
スマホ向けQ&Aアプリ「LINE Q」のLINEユーザー同士のコミュニケーションサービス、だけではない真の狙いとは?

LINE Qの記事を書いたら、たまたまlivedoor blogニュースに掲載されて、過去4年分以上のアクセスが来た

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