蠅の王 -Lord of the Flies-

ウェブと営業と三行日記。

タグ:電子書籍

ほぼ全作品を読んでいる作家より、いくつかのオススメ作品を紹介。まずは、海外作家編。

【ホラー】
スティーブン・キング
言わずと知れた"モダンホラーの帝王"。
脇役の人生どころか、脇役の心理描写、脇役が好きな菓子やTV番組の固有名詞にいたるまで、とにかく書き込みまくるのが特徴。
しかし、書き込みがもたらす確固たる世界観の構築は、他の作家の追随を許さない。
ちなみに、短編集は、理不尽ホラーのようなアンハッピーエンドの作品がやたらと多い。

感動物なら、「グリーンマイル」
ダークファンタジーなら、「暗黒の塔(ダークタワー)」シリーズ
ミステリなら、「ニードフルシングス」
サスペンスなら、「ミザリー」
ホラーなら、「IT」
中編集なら、「恐怖の四季」シリーズ


【ミステリ】
ジェームズ・エルロイ
ハードボイルド小説の分野に、暗黒小説という新たなジャンルを打ち立てた"アメリカ文学界の狂犬"。
日本の暗黒小説の代表作の一つと言える「不夜城」を書いた馳星周が尊敬する人。
プロットがやたらと複雑で、登場人物が入り乱れるにも関わらず、きっちり複線を回収するのが特徴。
短文と体言止めを多用するスタイリッシュな文章を書く。
映画された「L.A.コンフィデンシャル」は日本でも有名。

L.A.4部作の
「ブラックダリア」
「ビッグノーウェア」
「L.A.コンフィデンシャル」
「ホワイトジャズ」


【サスペンス】
フレデリック・フォーサイス
諜報小説の第一人者。
あまりに諜報世界のリアリティに溢れた作品は、旧ソ連のKGBにて教科書として使われたとかいないとか。
現実の政治状況や政治家が多数登場するため、どこまでが現実でどこまでが小説なのか分からないのが特徴。
「ジャッカルの日」は、小説も映画も名作。

代表作の「ジャッカルの日」
「オデッサファイル」「戦争の犬たち」や、短編集の「帝王」はお薦め。


【寓話】
アゴタ・クリストフ
浦沢直樹の漫画「Monster」の切っ掛けとなった小説「悪童日記」を書いた作家。
人名や地名はおろか、固有名詞が一切登場せず、語り手でわる双子の兄弟「ぼくら」が、淡々と冷徹な現実を日記に記していく作品。

三部作の「悪童日記」「ふたりの証拠」「第三の嘘」は傑作。
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●背景・目的
『津田大介の「メディアの現場」』、改めて津田マガを購読し始めてしばらく経つが、文量が非常に多く通しで読むと20〜30分はかかるため、中々読めずに積ん読になってしまっていた。
そこで、自分のライフスタイルに合った読み方の運用を構築することで、隙間時間に少しづつ読んでいけるようにする。
要件1.外出中の隙間時間で読むために記事単位で読みたい
要件2.記事単位で未読管理を行いたい
要件3.メールやePub形式ではなく、RSS形式で読みたい
(ePub形式は、都度ダウンロードするのが面倒なのと、RSSリーダーとは違い、日常的に読む習慣がないから)


●手段の検討
事は単純で、RSSリーダーで記事単位で読めれば、目的は達成できる。
そして、メルマガをRSSリーダーで読むには、下記の3つの方法がある。

1.メールをRSS変換する
2.ePubファイルをRSS変換する
3.メルマガをウェブ記事化しているサービスでRSS変換する

1.メールからのRSS変換は、変換サービス自体はいくつかあるのだが、そもそもメールが一括配信である以上、記事単位で読むことはできないので、×。

2.ePubファイルのRSS変換は、ニーズがないのか変換できるサービス自体が見つからない。これは、仮に変換サービスが見つかったとしても、ニーズの低さから継続性に難があるので、×。
(逆に、RSSフィードをePubファイルに変換するサービスならいくらでも見つかる)

3.メルマガをウェブ記事化しているサービスでRSS変換は、記事単位で読めるウェブ閲覧型のメルマガとして、唯一の会員制ウェブ閲覧型の「タグマ!」があった。RSSフィードの配信はしていないが、無理やりRSS化するサービスはあるので、「タグマ!」をベースに運用を作ることに決定。

画像1


●津田マガをRSSリーダーで読む具体的な運用方法
色々検討した結果、ウェブ閲覧型の「タグマ!」の津田マガのページを、livedoorの「Page2feed API」にて無理やりRSS化し、ReederFeedlyアプリ)に登録することにした。
ウェブ閲覧型の「タグマ!」では、記事単位でページがあるため、RSS化して、Reederで読み込むと、記事単位で配信されてくる。
そして、Reeder内のWebビューでログインするとバッチリ記事単位で閲覧することができる。

(11/26追記)
タグマ!のどこにも見当たらなかったので気が付かなかったが、公式のRSSフィードがあることをタグマ!から教えてもらった。これにより、無理やりRSS変換した際のデメリットが消えて、より利便性が高くなったので、オススメ。
http://www.targma.jp/tsuda/feed/

結論:
津田マガ × タグマ!× Page2feed API × Feedly × Reeder



●メリット
①普段のRSSリーダーで記事を読む運用を全く変える必要がない(自分のスタイルに合っている)
津田マガを記事単位で少しづつ読めて、かつ未読管理もできる(RSSリーダーの機能で)
③iPhoneでもiPad miniでもネットでも、と場所を選ばずに読める。しかも、未読記事が端末間で完全に同期される。
Reederの連携機能で「タグマ!」のリンク込みのツイートが簡単にできる


●デメリット
Reeder内のWebビューで読むのだが、セッションがすぐに切れるのか、3〜4週間ごとに再ログインし直す必要がある。
(有料ログイン必須なので、、Reeder内に全文取得することはできない)
②「タグマ!」の津田マガを「Page2feed API」で無理やりRSS化した形だと、フィードが1記事あたり2つに重複されてしまう。
③「Page2feed API」で無理やりRSS化したフィードは、「タグマ!」にUPされてから配信されるまでに1日程度はタイムラグがある。
④「Page2feed API」がlivedoorの実験サービスのせいか、時々サービス自体が落ちていることがある(よって、取りこぼしが発生することもある)。
⑤「タグマ!」の記事は、ウェブ上のバックナンバーには5週間分しか残らないため、それを過ぎるとRSSリーダーからは直接は見れなくなる。
(但し、記事そのものが消えている訳ではないため、メルマガのリンク経由では過去記事は全て読める)


●「津田マガ」×「タグマ!」×「Page2feed API」×「Feedly」×「Reeder」
読み方としては、Reeder内のWebビューで有料ログインする形となるため、ネット接続必須だし、フィードも重複してしまうし、ローカルへの全文取得機能も×とデメリットは多々あるが、記事単位での閲覧と未読管理とTw連携がバッチリとメリットが非常に大きい。
という訳で、「タグマ!」にて津田マガを無理やりRSSリーダーで読む運用の開発に成功した。はっはっはっ。今まで通り、ニュースやブログと一緒にRSSリーダーで閲覧する運用がイケる。

結論としては、「津田マガ」×「タグマ!」(有料会員制ウェブ閲覧型)×「Page2feed API」×Feedly」×「Reeder」の組み合わせは、イケる!
津田マガを上記組み合わせによって、Reederで読む運用に切り替えたところ、何と一気読みだと30分は掛かる量を1日で苦もなく読み尽くし、さぁお次よドンと来い! と言えるくらいの心の余裕ができた。やはり、記事単位だと読みやすいし、やっぱり自分に合った運用は大事だ。

って、津田マガをこんな読み方してきる人は、はたして私以外にいるのだろうか。

津田マガRSS方式



●「タグマ!」はRSSリーダーでの読み方をもっとアピールした方がいいと思う
津田マガをタグマ!+RSS変換+、Reederの組み合わせで読むやり方は、電子雑誌パッケージの形として凄く有りな気がしてきた。記事単位で読めて、記事単位の未読管理もできて、スターも付けられ、Twitterなどの外部連携もバッチリで、マルチデバイス対応。
これは、ウェブ閲覧型の「タグマ!」にしかできない読み方で、津田マガほど文量の多いメルマガなら、ユーザー側にも記事単位で読みたいニーズは強いのではなかろうか。

って、RSSリーダーで読むやり方は、マニアック過ぎるのかな。


●「タグマ!」への要望
タグマ!」 は公式にRSS配信をして欲しい。そうすれば、わざわざを「Page2feed API」で変換する必要がなくなるし、RSSフィードの重複も遅延も取りこぼしもなくて助かるのだか。

(11/26追記)
公式にRSS配信をしてた。でも、タグマ!のどこを探しても見つからないんだよね。もっと分かりやすい位置に設置すればいいのに。
http://www.targma.jp/tsuda/feed/

音楽と電子書籍は、電子化による影響や巨大な中間業者(レコード会社や出版社)の
凋落が進むという状況が似ており、よく比較される。
そこで、音楽と電子書籍の違いを簡単に考えてみた。


●データ化の影響
音楽 →データ化すれば国や端末の壁がなくなる。
電子書籍→データ化すると端末の壁はなくなるが言語の壁は残る。

つまり、電子書籍の場合は、日本独自のプラットフォームを構築する
余地があるかもしれない。逆に、世界のプラットフォームから、
日本だけ取り残される可能性も大いに有りうる。

どちらにしても、英語圏の影響を受けにくいことになるので、
世界(と言うより、Amazon・Google・Apple)から遅れることは必至だろう。


●端末間の差異
音楽  →端末間での差は音質くらいとあまりない。
電子書籍→端末により、読みやすさに大きな差が出る。特に、画面の大きさと視認性。

音楽なら、ラジカセでもMDでもCDでもiPodでも、ファイル形式などを
除くとあまり変わらない。

しかし、電子書籍の場合は、iPhoneやiPadのような端末だと、
従来の書籍仕様の縦書きだと非常に読み辛く、端末ごとに最適な
表示スタイルにカスタマイズする必要が出てくる。

つまり、電子書籍を各端末使用にカスタマイズする工程=ビジネスチャンスが
新たに生まれる可能性があり、特にその工程のノウハウを持っている企業
(例:印刷会社など)は、電子書籍という新市場に喰い込めるチャンスがあるだろう。

また、一概に書籍といっても、「雑誌」「漫画」などのグラフィカルな「書籍」は、
iPhoneやiPadのような端末との親和性がより高いと思われ、
早々に紙媒体を喰うことになる可能性は高いだろう。


●利用スタイル
音楽  →利用スタイルが聴覚である。
電子書籍→利用スタイルが視覚である。

つまり、電子書籍の場合は、読むことに集中する必要がある。
それは、読者の時間を占有しなければならないことであり、
時間を占有する全ての娯楽が競合となりうることである。

さらに言えば、iPadのようなエンターテイメント端末が普及した場合には、
今までとは違い、同一端末上というフラットな環境下で
「ゲーム」「映画」「動画」などの他の娯楽が競合となってくる。


●消費スタイル
音楽  →基本的に聴きっぱなし。
電子書籍→読むだけではなく、学んだり感想を書いたりするなど再利用がある。

つまり、電子書籍の場合は、読んだ後に調べたり引用したり
メモしたりする外部連携が必要となってくることが想定される。

特に「雑誌」の場合は、広告ページから商品購入ページへと直接誘導するなど
新たな収益モデルの導線を構築できる可能性があり、外部連携機能・外部サービスとの
連携も「雑誌」の強みとなることだろう。
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ディスカヴァーより電子書籍として出版された「電子書籍の衝撃」(佐々木俊尚著)を
115円のキャンペーン期間中に購入した。ところが、早速iPhoneで読もうとするも、
私が使っているi文庫(と言うより、読書系アプリ全部)では、
.book形式であるため読めないことが判明したのである。なんということだ。

電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)
電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)
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.book形式は、T-Timeのソフトで画像化すればiPhone(i文庫)でも読めると
の事なので、ソフトを入れてみた。ところが、画像化の機能は有償(1,050円)と書籍の
10倍価格の現実に、正しく「電子書籍の衝撃」を受け断念。


結局、ディスカヴァーのiPhone用Viewerアプリを一冊読むためだけに導入する
羽目になった。規格やプラットフォームがバラバラで利便性が皆無の現状を
改めて実感し、そりゃ今まで電子書籍が広がらない訳だよな。と思った次第であった。

ディスカヴァーのiPhone用Viewerアプリは、i文庫などの青空文庫系のアプリと
比べると、フォントの大きさや背景色などのカスタマイズが全くできないため、
正直使い辛い。iPhoneで気持ちよく本を読む事はまだ無理なのかと、
暗澹たる気持ちになった。

とは言え、ディスカヴァー社のチャレンジは、現時点でできる最適解の一つだとは
思う。という訳では、期待に胸を膨らませながら、電車の中で「電子書籍の衝撃」を
読み進めている。今のところ、1ページあたりの文字数は少ないが、サクサク
読めており、ちゃんと最適化していればiPhoneでも読めることが分かったのは収穫だ。


読み終えたら、規格の種類や違い、今後の動向や有力なプレイヤーについてを
まとめて、頭の整理も兼ねてブログに書くとしよう。

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